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昔は男性の価値は狩や漁がうまく食料を確保する能力や、外敵から家族を守る戦闘力にありました。
資本主義の社会では経済的に豊かで、頭脳明噺な(ように見える)経済的に安定した収入を得る可能性の高い男性を女性が望むようになっています。
女性がお金をもつ男性をかっこいい、金持ち男性と結婚したいと望めば、男性たちはお金儲けに重きを置きます。
最近はお金持ちだけでなく女性に優しい男性も人気ですが、やはり多くの若い女性は、現在お金があるか、将来お金持ちになりそうな学歴や資格をもつ男性を、いい恋人や結婚相手とみなしがちです。
もちろんイケメン鳳な外見やスポーツマン系を好きな人、話が面白くて楽しい人、セックスの相性を重視する人もいて好みはさまざまです。
でも日本の社会を品格ある社会にするには、女性たちが男性の品格を見極める目をもち、品格のある男性を素敵だと思い、恋人や結婚相手として選ぶことがとても重要だと思います。
いくら事業に成功していてお金があろうとも人格の卑しい男性、いくら学歴が高くて頭脳明噺でも思いやりに欠け、弱い立場の人を見下すような男性は、「嫌なやつ」と拒否する女性であってほしいものです。
かつてお金で買われる立場だった吉原の花魁でも、いくらお金を積まれようと嫌な客は嫌だと振りました。
それを尊重し、かっこいいとする美学がありました。
現在の自由な女性たちが、男怪のお金や資産や「将来性」だけで恋愛や結婚の相手を選ぶとしたら情けないことです。
経済力を基準にして男性を選ぶのは現実的でやむをえない判断ではありますが、品格は感じられません。
ぜひ人間として品格のある人を、将来品格のある人になりそうな男性を選ぶ女性になってほしいものです。
男性は動物のオスも含め女性を選ぶ必要性は低いようです。
どうして立派な男性がこの程度の女性を選ぶのかと驚かされることがありますが、男性はえり好みが少なく、それだけ女性に対する選択肢があやふやです。
女性がしっかり男性を選ぶことで世の中は変わります。
男性を見極め選択するうえで「品格」を重視しましょう。
それは結果として、一番将来性のあるパートナーを選ぶことになると思いますし、自分の品格を高めます。
また男性たちが品格を身につけようと切磋琢磨することになり、ひいては日本の社会を品格あるものにしていきます。
誇り高く生きるのと、威張るのは似て非なるものです。
自分は正しいことをしている、それなりに頑張って力をもっている、自分は過去にいい仕事を成し遂げた、努力してそこそこのポストまで行ったというのは誇らしいことです「自分をはめてあげたい」気持ちになる経験もあるでしょう。
そうした誇りは、卑しいことをしない恥ずかしいことをしないとか、助けを必要としている人に手を差し伸ばそうという行動にも結びつきます。
誇りは名誉心にも通じる大事な心の動きです。
「自分は卑しいことをしない」と自負して、誇り高い人生を送りたいものです。
しかし、それを人にひけらかす必要はありません。
自分が理解され、敬意を払われるのはとてもうれしいことですが、それを人に強制することはできません。
関係のない人があなたを正しく、きちんと知っているはずがないのです。
「私のことを知らないのか」「私は軽んじられている」とがっかりすることはたびたびあります。
高級な有料老人ホームでは、黄ばんだ過去の名刺の肩書きに、「元」と書き添えている高齢者が多いといわれます。
自分の過去を評価してほしいと思うのは、人間として当然なことです。
しかし企業なり、家族なり、小さな世界で自分のことをよく理解している人とだけ付き合っていれば傷つくことはありませんが、一歩その世界から外に出ると、自分の実力や実績を知ってくれている人はほとんどいません(衆議院議員の名前も、選挙区以外ではほとんど知ら今までの日本の社会では、終身雇用や長期的取引の組織のなかで業績や能力を自分で宣伝しなくても、おのずと評価されていました。
むしろ自分のことを宣伝するような人は、仲間の嫉妬を買い、反感をもたれるので、できるだけ謙虚に振舞うのが賢いとされていました。
とりわけ女性は、つつましく、ひかえめにしているべきと考えられていまところが人々の行動範囲が広がり、職場も流動化するなかで、外部の人からの評価が重要になり、女性たちもいかに自己をアピールするか、自分の能力や実績をアピールするかが問われるようになってきました。
でも急に自己PRの時代になったからか、自己宣伝臭が強くてかえって反感をいだかせる人も増えています。
仕事の上では、ある程度自己PRが不可避となっていますが、威張ってみせるのは自己宣伝の上でも好ましくありません。
謙虚に振舞いつつ、しっかり過去の業績や経歴を情報として提供するのが上手な自己PRです。
ましてや日常の個人的な付き合いでは、そうした自己宣伝は無用です。
威張らず、卑下せず、等身大の自信をもちましょう。
多くの女性は元気にみえても自分に自信や誇りをもたないことが多く心がいたみます。
地位の高い夫を誇り、自分も偉いように威張る女性は、本当に勘違いしているとしかいえません。
むしろ日常生活においては、自分の仕事や、肩書きと関係のない世界をもち、そこの一員となりきって楽しむほうがいいのではないでしょうか。
オーストラリアやアメリカでは、子どものスポーツチームのコーチ、教会の世話人を忙しい大企業の幹部が引き受けているのが普通です。
ボランティアだけでなく趣味の世界でも同じです。
仕事や家族と別の世界をもち、その世界のなかではその世界のルールに従い、普段とは別の交友関係を楽しむというのが良いと思います。
○○夫人、○○ちゃんのお母さん、課長(部長)だけでなく、合唱団の一員である、地域で消費者活動をする、俳句の会では○○というように、いろいろな世界をもっているほうが、ずっと人生は豊かになります。
過去の栄光は自分の心を温めてくれますが、人に知られることは期待しないでおきまし私の母は二〇〇四年九月に亡くなるまで、介護保険で保障された権利を行使しませんでした。
きっと介護度1か2でそれほど深刻ではなかったからでしょうが、自分と家族で何とかできるうちは保険のお世話にならないというのが彼女のひそやかな誇りでした。
健康保険のお世話にもできるだけならないようにしていました。
もちろんこれは古い考え方で、最近では国民は必要に応じてサービスを受ける権利があり、自分に保障された権利をなぜ使わないのか、という考え方が強くなってきています。
しかし私は福祉が整い国民皆年金、皆保険の制度が整った国になったからこそ、その制度を安定的に持続するためにも、とことん保険を利用して自分が得しようというのではなく、本当に必要な人が必要なときに利用するようにするのが品格ある国民だと思っています。
保険が使えるのだから薬はもらえるだけもらおう、検査もできるだけやってもらおうという人と、収入確保を図る医療機関が多いと、利用するたびに何割か負担して無駄を減らそうと工夫しなければならなくなります。
国民年金の掛け金も意図して自分だけが掛け金を払わなくても何とかなるだろうと不払いを続けていると、他の人々も正直者が馬鹿を見るのは嫌だと払うのが嫌になり、制度そのものがうまく機能しなくなります。
文化的で健康な生活を保障するのは国の責務ですから、国民は必要ならば遠慮せず権利として生活保護を要求できますが、その前提として本人が自助努力をすること日本人にとって、契約によって権利と義務を明らかにしそれを守るというのは、ビジネスの世界では常識になってきましたが、私的な世界では契約どおり権利と義務を履行することに割り切れない人がまだまだたくさんいます。
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